TEL:045-620-4195

破産・再生・任意整理 に関する事例

自営業の不振で債務が増加、一度民事再生を行ったが諦め、破産で免責を得た事例

どのようなケースだったのか?

eさんは,かつて市場調査(マーケティング)を業とする会社に勤務していましたが,退職して,自営業を始めました。

店舗は無く,ホームページを利用した業態で,店舗の賃借料などはありませんでしたが,広告宣伝費としてインターネット広告に月5万円から10万円程度の費用をかけていましたが,売り上げはこれを超えない月が多く,資金難に陥りました。

その後、複数のカードを使用するうち,キャッシングの枠が無くなってきたので,ショッピング枠を利用し,購入したものを現金化するというやり方を知り,現金化したうえで,生活費に充てるようになってしまいました。

その後、自営業を辞め新たに勤務先が決まり職を得たことから,債務を整理しようと考え,勤務先から近い法律事務所を訪れ,弁護士との相談の結果,破産ではなく民事再生を行うこととしました。

裁判所への申立も完了し、手続の開始決定が出され、積み立てによる履行テストが開始されましたが、勤務先の人間関係が悪化し勤務先を辞めたため、積み立てが出来なくなり、再生計画が認可されることは無く,そのまま民事再生は頓挫してしまいました。

その後、新たに職を得た後、弁護士の鈴木に改めて相談したところ,民事再生ではなく自己破産を行うことを勧められ申立を行いました。

破産管財人による調査の結果、eさんについては、換金行為(いわゆる現金化)が免責不許可事由に該当するとして問題になりましたが、鈴木弁護士から書面を提出し、丁寧に説明をしたところ、最終的には免責が許可されました。

eさんの感想

この度は大変お世話になりありがとうございました。無事に免責の決定を頂けて安堵しております。

当初は自分のようなケースで免責の可能性がどの程度か見当がつかず、任意整理も模索しておりました。管財人としてのお立場も含めてご経験の豊富な鈴木先生より、破産手続きの流れと、その実際のところをわかりやすくご教示頂きましたので、納得して申し立てをお願いする事が出来ました。

また何度か事務所にお伺い致しましたが、いつも時間通りに始めて頂き、待たされる事はありませんでした。会議室はクローズドで、プライバシーに配慮されているのはありがたいと思います。弁護士事務所様によってはパーティション仕切りだけの所もありましたので・・・。

また、事務ご担当の皆様方にも、打合せや連絡の際に常に迅速かつ丁寧にご対応頂きまして、ありがとうございました。

アンケートeさん
お電話は045-620-4195平日9:00-18:00まで 相談予約お問い合わせフォーム