2015年03月6日更新
弁護士の鈴木 真です。
さて、本日は横浜弁護士会の企画で
弁護士出身の最高裁判事、大橋正春裁判官とお話をする
を頂きましたので報告です。
「貴重な機会」と書きましたが、お前は弁護士なんだから良く行くんじゃないのか、と突っ込まれそうなので、まずはここを説明します。
ご存知のとおり、日本は三審制で、ごくごく簡単に言うと、地方裁判所で出た裁判について不服があれば高等裁判所、最後に最高裁判所と争う機会があります。
しかし、最高裁判所の審理というのは、基本的には原審(もともとの裁判)が正しかったのかを審査するというものであって、書面での審理が基本です。
ニュース画像で出るような、裁判官がずらっと並んで審理をするというのは、原審の判断について覆すなどの限られた場合なので、多くの弁護士はそうそう経験しない、
のです。
ということで、私自身、おそらく小学校6年生のときの社会科見学(?)で見学したとき以来、20数年ぶりの最高裁の見学となりました。
さて、そんな貴重な機会でしたが、まずは
を見学です。
この図書館は、位置づけとしては国会図書館の分室というものなので、
(但し、貸し出しは不可。弁護士は貸し出しを受けられる。)なのです。
30万冊ほど、法律の本だけがあるというおっそろしく特殊な図書室ですね。並んだ本の量は圧巻です。
次は、いよいよ法廷を見せてもらったのですが、続きは次回に。