2014年07月10日更新
先日のブログで、弁護士の専門性について書きました。
ホームページに『専門』って書いてあっても、その弁護士がその分野の専門家であるとは必ずしも言えないよ、ってことでした。
じゃあ、弁護士を探すときにどうやって専門家を探せばいいんだよ、っていう皆さんの声が聞こえてきそうです。
この点は、色々考えられます。
ホームページであれば、『専門』と書いていなかったとしても、詳しい弁護士であれば、どういう事件に力を入れているか書いてあることがあるでしょう。 また、事案について手続等の流れを書いてあれば、弁護士がその手続に習熟していることが推測できます。
弁護士は、どういう事件を多くやってきたか、自分で得意と思っているかは答えられるので、自分が依頼しようと思っている事件について、ストレートに「こういう事件は数多くやられていますか?」と聞いたり、得意か聞いてみたらよいと思います。
私はこれが一番良いと思いますが、弁護士さんに相談し、今後の手続について聞いてみて、その答えから詳しいのかどうかを判断してみることです。
法律的なことについて弁護士に相談しようという際には、一生の問題であることが多いと思います。まずは弁護士と会って、話をして、自分の事件を任せられるのかを自分の目で確かめるべきであると思っています。
依頼する弁護士を決める際には、弁護士と会って、よく確かめた方が良いという点については、弁護士との相性ということでまた改めて書きたいと思います。