破産・再生・任意整理 に関する事例
Uさんは、九州に住んでおり、塗装会社のサラリーマンでしたが、昭和50年代にそれまでの経験を活かし独立し自分で会社を作りました。
その頃、Uさんは、友人から、友人の会社が銀行から事業資金を借り入れるにあたり、保証人になって欲しいと頼まれ、応じました。
その後、友人の会社は返済に行き詰まったようで,申立人に対しても返済の請求がなされるようになりました。
しかし、この返済の請求に対して応じられるほど金銭的な余裕は無く、会社の業績自体も振るわず自分の会社も昭和60年代に入って清算しました。
その後、個人で負っていた保証債務の請求に対しては、ずっと1か月2万円程度を支払うことでそれ以上は事実上返済を猶予されていましたが息子と同居するようになり、息子がその請求の用紙を見て、高齢であるUさんには到底返済が完了する金額ではないことから、弁護士への相談を勧められ、ご相談に来られました。
鈴木弁護士の検討の結果、自己破産の申し立てを行い、無事、支払いを免除される免責を受けることができました。
此の度私の自己破産決定につきまして多大な御尽力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
お陰様で、私、果念し乍らの生活が、晴れて、心配することなく過ごすことが出来ます。
特に弁護士さんには本件に関わる困難な事情等調査されたことに、心より感謝致します、
と共に貴弁護士事務所の益々の御発展をお祈り申し上げます。